ゆうちょ銀行でお金を借りる!
ゆうちょ銀行は全国に約25,000店舗あり、利用したことはあるのではないでしょうか。
そのゆうちょ銀行からお金を借りる方法としては下記のようなものがあります。
●財産形成貯金担保貸付け
●貯金担保自動貸付け
●国債等担保自動貸付け
●スルガ銀行のカードローン(したく)
●クレジットカード(JP BANK カード)
財産形成貯金担保貸付
まずゆうちょ銀行で借りる方法として、財産形成貯金担保があります。財形形成貯金とは「財形定額貯金」「財形年金定額貯金」「財形住宅定額貯金」の3つのことを指し、それらを担保にして借りれます。
借入できる金額は、預金額に利子を加えた金額の90%相当額で上限は300万円までとなっています。
貸付期間は、貸付から2年(1度のみ更新可)です。2年の間に担保にしている貯金の満期が来る時は、満期までの期間となります。
金利は、返済時の約定利率+0.25%です。約定利率とは担保にしている貯金の金利のことです。利用すると預金額に対しての利息はつかなくなりますが、0.25%という低い金利で借りれることになります。
貯金担保自動貸付
2つめは貯金担保自動貸付で総合口座で管理する「担保定額貯金」または「担保定期貯金」を担保として借りることができます。
お金を借りるというよりも、貯金の残高を超える引き落としがあった時等に、足りない分が自動的に貸付られます。
借入できる金額は、預入金額の90%以内で、一冊の総合口座通帳につき300万円までとなっています。
同じく貸付期間は、貸付から2年です。2年の間に担保にしている貯金の満期が来る時は、満期までの期間となります。元利金継続(継続預入)の担保定期貯金を担保とする場合は、貸付期間の範囲内で貸付けは継続されます。
金利は、担保定額貯金を担保の場合、返済時の約定金利+0.25%、担保定期貯金を担保の場合、預入時の約定金利+0.5%です。
国債等担保自動貸付
3つめは国債等担保自動貸付です。総合口座で管理する「ゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口で購入した国債」を担保として借りることができます。
借りれる金額は、利付国債及び個人向け国債の80%までとなり、上限は200万円です。
貸付期間は、貸付から1年です。1年の間に担保にしている国債が償還される時は、償還日の7営業日前までの期間となります。
金利は、貸付時における預入期間1年の定期預金の約定利率+1.70%です。
期間内に返済できない場合は、担保とした国債をゆうちょ銀行が買取り、その買取額で借入金+利息をおよびその利子の返済に充当されます。
スルガ銀行のカードローン「したく」
ゆちょ銀行には、独自のカードローン商品がありませんが、スルガ銀行の個人向けのローンに申込することができます。
申込できるスルガ銀行のローンは、カードローンだけではなく、住宅ローン、パーソナルローン(目的別ローン)にも申込することができます。
スルガ銀行のカードローンの商品名は「したく」といいます。
審査や契約をするのは、ゆうちょ銀行ではなく、スルガ銀行になります。ゆうちょ銀行やスルガ銀行の口座開設は不要となっています。
ゆうちょ銀行の「したく」へ申込するメリットはほとんどありません。直接スルガ銀行へ申込すれば「リザーブドプラン」というカードローンがあり、したくよりもハイスペックです。
したくの商品内容
限度額 | 10万円~500万円(初回は300万円まで) |
---|---|
借入利率 | 7.0%~14.9%(実質年率) |
遅延利率 | 19.5%(実質年率) |
申込みいただける方 | 満20歳以上70歳以下の安定した収入のある方 |
収入証明書 | 50万円超で必要 |
預金口座 | ゆうちょ銀行・スルガ銀行共に不要 |
ゆうちょ銀行のクレジットカード「JPBANKカード」
ゆうちょ銀行にはキャッシュカードとクレジットカードの機能をもった「JPBANKカード」があります。
VISA,Master,JCbのブランドを選択することができ、一般カード、ゴールドカード、若者専用カード(29歳以下)の3種類があります。
JPBANKカードの申込はネットからはできず、郵送となります。申込書と本人確認書類を郵送すします。その後審査に通ればカードが自宅に送られてきます。
キャッシング機能も付いているので、ゆうちょATMや提携ATMを利用して現金を借りることができます。
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