質屋からのお金は返さなくていい?
カードローン以外に時間をかけずにお金を借りる方法として質屋から借りるという方法があります。
質屋でお金を借りるためには、時計やバッグ等を査定してもらい、その査定額内で借りることができます。つまり品物を担保にお金を借りるということです。
査定が終われば、その場で現金が受け取れるため、急いでいる人は利用してもいいかもしれません。ただメリット、デメリットがあるため、よく考えてから利用しましょう。
質屋からお金を借りることになるため利息が発生します。期限内に利息を含めて返金しないと品物は返して貰えなくなります。一般的に期限は3ヶ月となり、利息を払えば延長可能です
①品物と身分証明書を持参して来店
②品物を査定
③融資を受ける
④期限内に返済
⑤品物を返却
ただ期限内(3ヶ月が一般的)に返済しないと返して貰えなくなります。
①~③は同じ
④期限内に返済しない
⑤品物が質流れになる
別に必要でないものであれば、無理して返済する必要はありません。
①~③は同じ
④利息だけ支払って期限延長
⑤上記のどちらか
気を付けたいのが、期限延長パターンです。利息を払えば期限を延長することはできますが、支払う利息が増えてしまいます。
目次
質屋を利用するメリット
●お金を返さなくていい(取立がない)
●早くお金を借りることができる
●信用情報は関係ない
返済しなくても督促はない
先ほども説明しましたが、期限内に返済できなければしなくても問題はありません。品物を換金したと考えるといいでしょう。
返済をしなくても、カードローンのように督促の電話や郵送物が送られてくることはありません。
その代わり、品物は返ってこないため、大事な物を質に入れてお金を借りるのは辞めたほうがいいでしょう。
査定が終わればその場で現金化
来店すれば、査定が終わればすぐにお金を借りることができます。
査定があるため、価値がない品物だと希望額を借りれないことがあります。
すぐにでもお金を借りたい人にはおすすめです。
ブラックでも借りれる
品物を査定するだけで、利用者を審査することはありません。
カードローンは審査で信用情報を確認しますが、質屋の場合は確認することはありません。
そのため、いわゆるブラックと呼ばれる状態の人や無職の人でもお金を借りることはできます。
返済をしなくても信用情報に影響することはないため、他ローンの審査が不利になったりすることは一切ありません。
質屋を利用するデメリット
●月利で金利が高い
●1日借りても1ケ月の利息がかかる
カードローンの金利よりはるかに高い
カードローンの金利は年利ですが、質屋は月利になっています。下記のように利息が発生していきます。
質屋の上限金利は月利9%と法律で定められています。これは年利で計算すると108%(質屋営業法の上限金利は109.5%)と高金利になります。
消費者金融等の上限金利は20%になっていて、比較すると5倍にっています。
利息を払えば期限が延長できると説明しましたが、高金利なことを考えるとしないほうがいいでしょう。
例えば10万円借りて利息のみ支払いしていれば、1年間で最大10万9500円の利息を払って元金が全く減っていないことになります。
月利9%で30万円借りた時の利息
経過月数 | 利息 | 返済総額 |
---|---|---|
1ヶ月 | 27,000円 | 327,000円 |
2ヶ月 | 54,000円 | 354,000円 |
3ヶ月 | 81,000円 | 381,000円 |
必ず1ケ月分の利息は発生
お金を借りて翌日にお金を返しても1ヶ月分の利息を払う必要があります。
上記の場合だと翌日に返済しても51万円返さなければいけません。
カードローンは日割り計算しますが、質屋は日割りで計算しないため、1ヶ月分の返済をしなくてはいけません。
質屋で預けられるものは?
下記が質屋で預けられるものです。店舗によって違ってくるとは思いますが、今回は大黒屋を参考にしています。
お金に困った時は、下記の物があればすぐにお金を借りることができます。もちろん必ず借りれるというわけではありません。
●腕時計
●指輪・ネックレス
●ジュエリー
●ダイヤ・宝石
●金・プラチナ
●記念金貨・外国金貨
●バッグ・財布・キーケース
●ボールペン・万年筆
●一眼レフカメラ・デジカメ・レンズ・ビデオカメラ
●タブレット・スマートフォン
●チケット・金券類
質屋とカードローンの違い
質屋 | カードローン | |
---|---|---|
審査 | なし | あり |
返済期間 | 3ヶ月(延長あり) | 完済するまで |
審査時間 | 短い | 短い |
信用情報 | 関係なし | 関係あり |
金利 | 高 | 低 |
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